すべての人が安全で快適に利用できるように
車いす使用の方や身体が不安な方
宿泊施設バリアフリー客室
ベッド、トイレ、浴室など
防音に配慮した客室(本館・宿泊館3階)
客室ドア、外壁サッシ廻りを遮音性の高いものにしています。
障がい者浴室
段差解消用リフト、バスリフトを設置しています。
こうべだれでもトイレ
車いす使用者に対応した広いトイレに、オストメイト、ユニバーサルシートなどを設置した多機能トイレです。
レストラン(きざみ食・UD食器)
きざみ食 メニュー例
※上記、きざみ食は、本館・宿泊館2階グリーンビレッジのメニュー一例であり、他の宿泊施設でのきざみ食についても相談に応じます。(要事前相談)
UD食器
UD食器などを配備しており、気軽に利用できます。
- ほのぼの茶碗・・・器の持ち手に手を添えただけで、フィット感よく持ち上げることができます。
- ほのぼの食器・・・指で器を動かしやすいように、フチが波状に工夫されています。
- ぴたっとマット・・・食器などがすべりにくいマットです。
- マグカップ・・・取っ手が大きいマグカップです。しっかりと手を添えて持つことができます。
- 多機能スプーン・・・このスプーンで箸、スプーン、フォークの役割ができます。
その他
- 宴会場・・・移動式スロープをご利用できます(要事前相談)
- 温泉介護浴室、プール障がい者用更衣室・・・介護用リフトを設置しています。
- 村内巡回バス・・・リフト付き(車いす使用の方は2台までです)
- トレーニングジム・・・ニューステップ(障がい者の方のために研究された持久力向上マシンです)
- 貸出し用車いす・・・各施設のフロント受付で車いすおよび電動車いすを貸出ししています。
聞こえない、聞こえにくい方
- バリアフリー客室・・・洋室、トイレなど
- 光が点滅する時計付き振動枕・・・館内の緊急通報と連動して光が点滅する時計付き振動枕を貸し出ししています。(本館・宿泊館客室4室、保養センターひよどりバリアフリー客室3室)
- 聴覚障がい者用受信装置・・・アイドラゴン4(手話と字幕の番組「目で聴くテレビ」)
<設置場所>本館・宿泊館1階、温泉健康センター、野外活動センターあおぞら
「目で聴くテレビ」とは
聴覚に障がいのある方のための放送局。聴覚障がい者自身がキャスターやカメラマンとして番組制作に参加し、ニュースや地域の話題からスポーツ、手話学習、災害時の情報まで、手話と字幕でさまざまな情報を発信しています
見えにくい方、白杖・付き添いなど必要な方
- バリアフリー客室・・・洋室、トイレ、浴室など。
- 総合案内板・・・施設の分類に色分けしています。
- 視覚障がい者歩行誘導マット・・・視覚障がいの方が白杖と足裏の感覚で認識できるマットです。
- 点字案内・・・客室案内、レストラン案内などもご用意しています。
- 点字図書棚・・・本館・宿泊館ロビーにあります。広報紙KOBE(全市・各区版)、くらしの防災ガイド(各区版)、点字毎日、児童書などの点字図書があります。
- 白杖認識システム・・・本館・宿泊館1階に設置しています。
多言語表示案内
- 外国語案内パンフレット・・・英語、韓国語のパンフレットもご用意しています。
- 多言語表示案内板・・・絵文字の多用など4カ国(日本語、英語、韓国語、中国語)表記しています。
乳幼児・子どもと一緒の方
- ベビーカー・・・各宿泊施設のフロント受付でベビーカーを貸し出ししています。
- わいわいハウス・・・本館・宿泊館から温泉健康センターまでの渡り廊下の間にあります。
- 授乳室・・・わいわいハウスと野外センターあおぞらにあります。
- 幼児用トイレ・・・わいわいハウスにあります。
- トイレ・・・ベビーシート、ベビーキープを設置しています。
- 客室・・・子ども用浴衣、スリッパ、おねしょシーツを貸出しています。
しあわせの村情報コーナー
本館・宿泊館1階エントランスホールにある情報コーナーには、全景模型(一部音声案内)の設置、イベント・花の見ごろ情報や時刻表を掲示しています。
情報コーナーの概要
設置場所:しあわせの村本館・宿泊館1階エントランスホール
構造規模:床面積 約7.5㎡
全景模型(一部音声案内:日本語、英語)
- 縮尺1:2000/大きさ横:1,080㎜/奥行:780㎜/高さ:750㎜
- 耐久性を考慮した材料を使用し触って確かめることができます。
- エリアにより色と触感を分けて、見て・触ってわかりやすくなっています。
- 全体イメージをわかりやすくため、村の地形や建物を立体的に表現しています。
イベント情報・季節の花情報や時刻表
- しあわせの村で開催するイベントや、花の見ごろ情報を随時更新しています。
- 公共交通機関、無料シャトルバス、村内巡回バスの時刻表を掲示しています。
屋外デジタルサイネージ
本館・宿泊館の玄関付近に聴覚障がい者向けの手話通訳動画を放映しています。
ユニバーサルデザイン取り組み状況
ユニバーサルデザイン基本構想
神戸市ユニバーサルデザイン化への提言
しあわせの村
ユニバーサルデザイン推進指針
福祉のまちづくり研究所との連携協定
令和2年8月、今後のUD事業の質的向上を図るため、高度なロボット・リハビリテーション技術等を有する兵庫県立福祉のまちづくり研究所と連携協定を締結。
しあわせの村における施設整備の取り組み
平成20年に策定した「しあわせの村ユニバーサルデザイン推進指針」に基づき、さまざまな立場の方の意見を活かしながら検証することにより、誰にもやさしい“村づくり”を進めています。
平成28年度にはUDの視点から見たしあわせの村の現状と課題を整理するために「UD基本構想有識者検討委員会」による神戸市における新たなUD化に向けた提言「UD基本構想」を策定、これを受けて同年度「しあわせの村UD整備年次計画検討部会」による「しあわせの村UD整備計画」を策定、翌29年度には「しあわせの村UD案内サインデザインガイドライン」を策定し、それに基づいてUD案内サインの整備に取り組んできました。
しかし令和2年度以降は新型コロナウイルス感染症の影響による事業見直しの一環で、案内サイン整備やトイレ改修が中断を余儀なくされるなど事業スケジュールに影響が生じています。